こんにちは。業務推進部のIです。
今月の稼働日も本日が最終日となりました。月末になると日々の短さを感じます(汗)
今日は、私の上司から教えていただいた詩を紹介させていただきます。
詩人 吉野弘さんの 『 祝婚歌 』 という結婚披露宴のスピーチで引用されている詩です。
(著作権料が民謡に発生しないことになぞらえて、作品の著作権放棄を示唆しているそうです。(Wikipedia引用))
吉野さんは、昨年1月にお亡くなりになったそうです。
40年以上前に作られたそうですが、今でも人々に愛されている詩。
夫婦間だけでなく、自分のあり方を見直すことも出来る、そんな詩だと思いました。
☆ 上司の方にもお言葉をいただきました ☆
この詩に出会った時、今は亡き父や母がこの詩の『生き方』を一番私に伝えたかったことなのかな。
と涙が溢れました。
ワガママな私もずいぶん年を重ねてきました。
今からの人生、考え方・素直な心を取り戻し、心豊かな日々を過ごしたいものです。
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二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派過ぎないほうがいい
立派過ぎることは
長持ちしないことだと
気づいているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そしてなぜ 胸が熱くなるのか
黙っていてもふたりには
わかるのであってほしい
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『 自分は相手の鏡、相手は自分の鏡 』と言います。
相手を思いやれば、相手もきっと思ってくれます。
完璧な人は、いないですよね。だから、お互いを補い合える事が大事ですね。
働く仲間同志も、この詩の心を胸に日々精進していってほしいと思います。
私も頑張ります!